競技未経験バドミントンコーチ奮闘記

競技未経験にもかかわらず、コーチとして小学生のバドミントンクラブを開設した者のブログです。

【子どもバドミントン指導】練習終了後は練習内容の振り返りをしよう

一日の練習を通して、我々コーチは良かった点や悪かった点などを振り返り、

「もっと、こうしてあげれば上達できたかも?」

「あのとき、「〇〇」と声を掛けてあげれば良かったのに」

など、頭の中で様々な感情が渦巻くようなことがあると思います。

 

そのような感情を整理するためにも、子ども達と一緒に練習の成果を振り返りをするといいかもしれません。

 

指導者としては、ダメだったな思っていたとしても、子どもたちはうまくできたと前向きに捉えている場合や指導者側が成長したところを子どもが認識したいない場合などもあります。

指導者と子ども達で、まったく逆に感じていることもあるので、とても面白いです。時には予想していないようなびっくりするような回答もあります。

 

この振り返りを行うことで、私たち指導者は次の練習のヒント、子ども達にとっては練習の成果を確認でき、「次の練習ではこうしよう」など、次の練習への意欲につながると思います。

 

私は、子ども達とフィードバックする際は、以下の点に注意しています。

 

・子ども達が理解できるように具体的に伝え、話した内容は復唱する。

子どもたちの話す内容は、足りないところもありますので、「こういうことだよね。」、「それができたから、〇〇もできるようになったんだよ」など、一つ一つ復唱して、丁寧に確認することで、お互いに理解を深めることができます。

 

・初めは、専門用語は避け、単純な表現で明確に説明をする。

ファオハンドやバックハンドにしても、初めて聞く子どももいるので、手で表現するなど工夫が必要です。

 

・「できていないこと」ではなく「できたことをきく」

できていないことばかりに目がいって、「あれもできなかったな」、「これもできなかったな」と反省ばかりしている子どもは、どんどん下を向いて自信を失って帰ってしまいます。真面目な子ほど、このような傾向があります。練習中は、良いかもしれませんが、振り返りでは、気持ち良く帰ってもらうためにも「できたこと」を助言してあげます。

 

・ある程度の経験を積んだ後は、今後のことも考えて、ある程度の時間を掛けて細かい内容まで伝える。

中学に入って部活に参加したときに困らないように、基本的な考え方などを学習させることも必要です。

 

・しっかり褒める

とにかくストレートにわかりやすく褒めることを行っています。照れ笑いが可愛いですよ。

 

この振り返りを行うことで、自分一人で反省会を行うより、前向きな気持ちで自宅に帰ることができると思います。

 

ぜひ試してみてください。

 

人数が多いときは、班に分かれて行うことを勧めます。

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【子どもバドミントン指導】子どもを平等に扱うことはとても大切

サッカー、野球などと違い、バドミントン競技はレギュラーと控えを区別することがないため、子どもが「ひいき」や「差別」を感じることは少ないと思います。

 

しかし、練習においては、出来る子と出来ない子でコーチの熱量が変わってしまい、「ひいき」や「差別」を感じる子どもがいることはあります。

 

私も「同じように接している。」「どんな子どもでも平等に扱う。」と思っていましたが、そのような感情を子どもに感じさせてしまい失敗をしてしまいました。

 

「大人しく真面目な子」と「練習中にふざけてしまう子」に交互にノックしている際に、どうしても大人しく真面目な子の反応がわからないため、近くに行って声掛けすることが多くなってしまったことがありました。

 

もう一人の子にもコート越しに、声掛けは続けていましたが、近くで熱心な姿勢が「ひいき」と感じたようで、「ノックが違う、ズルい」と言われていました。

 

もちろん、ノックの質に変化はありませんが、なにしろ未経験者であるため、シャトルの行方にバラつきが生じることがあり、それに不満が重なったようでした。

 

真面目な子と不真面目な子というレッテルが、私の感情に芽吹き、それが選手に伝わってしまったようでした。

それがチーム内にひろがれば、チーム全体がマイナスに作用してしまうことは間違えないでしょう。

 

不真面目でも、その子なりのベストを尽くすことが見えれば、しっかりと目を見て褒めることが大切でした。

人と比べるのではなく、『過去の彼と比べてどのくらい成長したか』を大切にしたいと思います。

それはプレーに限らず、いつもにも増して熱心であれば、「今日の練習への取り組みは素晴らしいね」や「毎週欠かさずに参加して偉いね」など、小さなことから褒めることも必要だと思います。

 

どんな子どもも成長していける気持ちを大切にして、指導者として、「公平さ」は意識的に取り組み必要があります。

【子どもバドミントン指導】初心者が動きながら打てるようになるまで長い目でみよう

クラブを立ち上げる前に、バドミントンの練習メニューを考えるために多くの本を読み、練習をメニューを数か月単位で考えていました。

書籍には半分以上のページで前後や左右の動きを組み合わせたメニューが載っており、クラブを開設する前の私は、

「スマッシュ打ったら、そのまま前へ移動!」「ムーブ!ムーブ!」

なんて言っている自分の姿を想像していました。

 

いざ、クラブを開設して2か月程度、週1回で6回の練習日を過ぎましたが、半身でその場で構えて、手投げノックを繰り返す練習が続いています。

 

どの本も週3日から部活のように毎日練習することが想定されて書かれているのでしょう。

多くのページを割いているノック練習にまでなかなかたどり着けません

思ったより時間がかかるものだなと感じています。

 

立ち止まった状態でのノックもさすがに飽きがきます。自分でシャトルを投げ上げて打つセルフノックやシャトルを拾いあげて打つなど工夫はするもの、子どもの集中力なども少しづつでも変化がほしいものです。

 

書籍等にも初心者の子どもがシャトルをしっかり捉えることができるまでのメニューがもっと充実していてくれるとありがたいなと思った次第です。

 

週1回程度で無理なく続けることができるジュニアバドミントンクラブを立ち上げようと思っている方がいましたら、

学生時代の部活で受けていたノックが打てるようになるまでには思ったより時間がかかると思ってください。

 

もちろん、週1回の練習でもバドミントンの楽しさに目覚め、家庭でも自主的に練習できれば、成長速度も変わってくるとは思います。

指導者の腕次第でしょうか。今の私には、子どもたちをバドミントンを大好きにさせる力はないようです。

 

子どもの指導経験の無いよう方の場合は、長い目でみることをおすすめします。

初めてのお出かけ用自転車選び

娘が友達だけで遊ぶ機会が増えたことから子どもの用の可愛い自転車(これでも公道は走れますが)から、公道をしっかりと走れる少しお姉さん用の自転車を購入することになりました。

自転車選びについて調べてみると

1.身長に合うもの

22インチなら116cm~145cm

24インチなら120cm~151cmが目安

 

2.しっかり握りこめるブレーキ

ものによっては固いものがあるらしい。

 

3.安全基準BAAマークが付いたもの

自転車協会が定めた90項目以上の安全基準に合格した自転車

 

4.女の子でスカート履く場合は、それ用の形状を選ぶこと

 

その他にこだわりたいもの

 

5.ライトをつけても漕ぎやすいオートライト

暗くなると点くのではなく、昼間でも走ってる間中点いているらいしです。

6.荷物かごが大きいもの

浅いものだったり、深いものがあります。

7.錆びにくいステンレス製のもの

屋外で屋根がないところに保管のため、大切な要素です。ただし、店員さん曰く雨ざらしであればそんなに変わらないらしいです。

 

本当にたくさんポイントがあって疲れてしまいますが、条件が増えれば選択肢が減り、3択くらいになりましたが、最終的には、子どもの身長に合うものが一番になります。長く乗るためには、小さすぎず、大きすぎず。

 

そこで最後に決め手になったのは、定員さんの接客でした。

 

「この身長でしたら、この自転車ですが、これから身長が伸びることを考えると、決して安くはないので、すぐに乗れなくなる可能性もあるので勿体ないですね。」

セールストークではなく、親と同じ目線で、悩みを口にし、自分と共感できたことがうれしく感じました。

 

そこで、定員さんが、同じインチでも本当に若干小さいものを運んでくれました。小さすぎず、大きすぎず、ピッタリ。

きっと、この定員さんは、過去に様々なお客さんに乗せてみて、同じサイズでも若干小さいことを把握していたのでしょう。

 

私たちがあげた条件、オートライトやかご少し浅めなど、いくつか無いものもありましたが、安全面を考えて決めることができました。

 

専門知識を持ち、単純に記載されたサイズだけでは測れないような経験則で商品を導いてくれる接客は素晴らしいと思いました。

 

【子どもバドミントン指導】大振りを修正しよう

子ども達の素振りを見ていると、いろんなスイングを見ることができます

 

その中でサイドハンドのフォアとバックの素振り中に、最初から肘が伸びて、ラケットのヘッドが遠回りするような大振りがありませんか?

ちょうどプロレスのラリアットのような感じにも見えます。

 

野球用語でいう「ドアスイング」です。ちょうつがいを支点にして開閉するドアの動きに似ているから名付けられたとのことです。

 

もちろん、このようなスイングは速いテンポでラリーが展開されるバドミントンでは矯正が必要な動作になります。

野球でもドアスイングはダメなスイング例として挙げらています。

 

ダメな理由としては

 

1.回転速度が遅くなる

最初から最後まで肩を支点して振るということは、体でかなり大きな円を描くような動作になり、回転速度が遅いためシャトルを捉える位置に到達するまでにかなり時間がかかります。

 

体の回転を利用して打つようなショットは、シャトルを捉えるまでのラケットの動作をコンパクトにすることが大切です。

最初から手を大きく広げて打つようなショットは、シャトルを捉えることができますが、競技の上達を妨げることになります。

 

2.シャトルが飛ばない

1で説明したとおり、回転速度が遅いということは、シャトルを捉える力も弱くなり、シャトルも飛びません。

飛ばないから、もっと強くということになり、さらに大振りになるという悪循環になります。

 

3.シャトルを捉えるのが難しくなる

シャトルを捉えるまでに距離がある分、ブレなどが生じて、安定的にシャトルを捉えるのが難しくなります。

 

では、修正するために「肘を支点にコンパクトに振って!」と声を荒げたところで治ることはありません。

実演しても、言葉での説明でも、小学3、4年生くらいだとなかなか伝わらない。

 

自然にコンパクトに振れるような環境を作ることが必要です。

 

修正練習 案1

後ろ側からラケットが出ていることが原因の1つであるため、30cmくらい後ろに離れた場所に人が立って当たらないように素振りをさせてみる。

人に当たらないようにスイングすることで修正を促す。

 

修正練習 案2

短いラケットでノックを受ける。これは、ラケットを短くすることで、強制的にスイングの半径を短くして、大振りを修正しようというものです。

短い分、シャトルを捉える位置が体の近くになるので大振りはできないはず。

ただし、実践したことはありません。

野球のドアスイング修正のために短尺バッドが販売されていることを知ったため、紹介しました。

また、試した際には報告します。

 

バドミントン未経験者ということもあり、いろいろと試しながら少しづつ指導しています。

同じような立ち位置にいるみなさまの役立つ情報を掲載できればと思います。

 

以下は、バドミントンと野球を組み合わせた大振りを修正する商品がありましたので、なんとなく面白くて載せました。


 

【子どもバドミントン指導】バドミントンをやりたいけどバドミントンの試合を見たことがない

東京オリンピックにより、バドミントンの試合を見たこと子どもはたくさんいると思いますが、オリンピックが開催される前であれば、バドミントンという競技は知っているけど、試合を見たことがないということがほとんどだと思います。

 

「ドロップ?」「ヘアピン?」

どんなショットで、どんな場面で打つのかものなのかもイメージができません。

 

まったくバドミントンの知識や情報を持ってないという前提で練習を進めることが必要になります。

 

ノックでの場面練習では、丁寧な説明を心がけましょう。

なぜ打った後に真ん中に戻るのか?

なぜロングサーブでは、奥のライン付近まで飛ばす必要があるのか?

 

少し考えればわかる内容ではありますが、試合をまったく見たことない子どもには、コート内で何か起こっているのかすらイメージできていません。

 

練習前には、簡単な場面を想定したデモが必要だと思います。

 

これを怠ると言われたことをただこなすような練習になってしまいますので、注意しましょう。

 

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【子どもバドミントン指導】クラブ開設初日、オーバーヘッドストロークが当たらない

バドミントン教室初日、子どもたちは目をキラキラさせて楽しみな様子が手に取ってわかる。さあ、スタート。

 

私もこの日のために準備をしてきた。

いろいろな書籍と読み、動画を見て、最初のレッスンはオーバーヘッドストローク(ハイクリア)で間違いがないと判断。

 

グリップの握り方 → 素振り→ シャトル投げ をこなして

シャトル投げのフォーム、シャトルの軌道を確認。

 

過去に3年生の指導を他チームで観察したときは、半身で斜め上に投げる動作の苦労している姿を知っている。

今日の参加は5年生、さすがに3年生とは運動能力が違うこれは今日中にオーバーヘッド(ハイクリア)イケると実感。

 

いざ、手投げノックだ~。あまかった。

ノッカーは元野球部、さすがいいコースにシャトルを投げるが、全然当たらない~。

 

原因

シャトルの落下とスイングが合っていない。スイングが遅くて当たらないような気がした。

 

改善練習

  1. シャトルの動きと落ちてくるスピードを確認させる。
  2. シャトルを体の前でキャッチしてもらい、シャトルの打点は体の前であることを意識させる。
  • バレーボールでアタック→短いラケット(ファミリーバドミントン用)でクリア
  1. バドミントンラケットの長さを意識してもらう。
  • ラケットを打点の位置で構えてもらって、クリアの練習
  1. シャトルが来た瞬間で少しラケットを引くようにして、少しづつ大きく振れるように逆再生みたな感じです。

 

結果

結果初日の練習ではオーバーでは打てるようになりませんでした。

打点に向けて手投げされたシャトルを8割は捉えるまでになるのに、週1回の練習、3回目で到達できました。

ただし、練習の効果というよりはスイングスピードがあがり、捉えられたような気がしています。

素振りをしっかり繰り返せば、スイングスピードが上がって同じ効果が得られるかもしれません。

または、「レミニセンス効果」かもしれません。一生懸命練習していたことは間違いがないのですので。

 

いずれにしても指導経験が浅く、サンプルも少ないため、今後の参考にしていこうと思います。

 

※「レミニセンス効果」とは、起きているあいだに練習したり得た情報を寝ている時間に脳が情報整理を行い、上達が確認できる現象。

例として、みなさんも覚えがあると思いますが、数学の問題が解けずに、「もう寝る」とふて寝てしまい、翌朝起きてもう一度チャレンジするなぜか解ける。

なぜ?とは思っていましたが、この効果も名前がありました。

ただし、一生懸命やっていた場合の効果ではあるそうです。