競技未経験バドミントンコーチ奮闘記

競技未経験にもかかわらず、コーチとして小学生のバドミントンクラブを開設した者のブログです。

【子どもバドミントン指導】クラブ開設初日、オーバーヘッドストロークが当たらない

バドミントン教室初日、子どもたちは目をキラキラさせて楽しみな様子が手に取ってわかる。さあ、スタート。

 

私もこの日のために準備をしてきた。

いろいろな書籍と読み、動画を見て、最初のレッスンはオーバーヘッドストローク(ハイクリア)で間違いがないと判断。

 

グリップの握り方 → 素振り→ シャトル投げ をこなして

シャトル投げのフォーム、シャトルの軌道を確認。

 

過去に3年生の指導を他チームで観察したときは、半身で斜め上に投げる動作の苦労している姿を知っている。

今日の参加は5年生、さすがに3年生とは運動能力が違うこれは今日中にオーバーヘッド(ハイクリア)イケると実感。

 

いざ、手投げノックだ~。あまかった。

ノッカーは元野球部、さすがいいコースにシャトルを投げるが、全然当たらない~。

 

原因

シャトルの落下とスイングが合っていない。スイングが遅くて当たらないような気がした。

 

改善練習

  1. シャトルの動きと落ちてくるスピードを確認させる。
  2. シャトルを体の前でキャッチしてもらい、シャトルの打点は体の前であることを意識させる。
  • バレーボールでアタック→短いラケット(ファミリーバドミントン用)でクリア
  1. バドミントンラケットの長さを意識してもらう。
  • ラケットを打点の位置で構えてもらって、クリアの練習
  1. シャトルが来た瞬間で少しラケットを引くようにして、少しづつ大きく振れるように逆再生みたな感じです。

 

結果

結果初日の練習ではオーバーでは打てるようになりませんでした。

打点に向けて手投げされたシャトルを8割は捉えるまでになるのに、週1回の練習、3回目で到達できました。

ただし、練習の効果というよりはスイングスピードがあがり、捉えられたような気がしています。

素振りをしっかり繰り返せば、スイングスピードが上がって同じ効果が得られるかもしれません。

または、「レミニセンス効果」かもしれません。一生懸命練習していたことは間違いがないのですので。

 

いずれにしても指導経験が浅く、サンプルも少ないため、今後の参考にしていこうと思います。

 

※「レミニセンス効果」とは、起きているあいだに練習したり得た情報を寝ている時間に脳が情報整理を行い、上達が確認できる現象。

例として、みなさんも覚えがあると思いますが、数学の問題が解けずに、「もう寝る」とふて寝てしまい、翌朝起きてもう一度チャレンジするなぜか解ける。

なぜ?とは思っていましたが、この効果も名前がありました。

ただし、一生懸命やっていた場合の効果ではあるそうです。