競技未経験バドミントンコーチ奮闘記

競技未経験にもかかわらず、コーチとして小学生のバドミントンクラブを開設した者のブログです。

【子どもバドミントン指導】子どもたちの特性をしっかり把握して、オーダーメイド指導をしよう

私はクラブに初めて来る子どもたちには、積極的にコミュニケーションを取り、不安を取り除くことに時間を割いています。

「どこに住んでて、どうやって来た?」

「なんでバドミントンを選んだの?」

 

積極的に声を掛け、好きな物や学校での生活などを聞きますが、もっと早く知っておけば良かったことがありました。

「過去のスポーツ経験とそのスポーツの特性」

多くの指導者は行っているとは思いますが、指導者として未熟な自分には全く頭にありませんでした。

 

人数が多いとなかなかそこまで把握ができないこともあると思いますが、スポーツの経験は今後の指導する上で大きなヒントになります。

 

参加している生徒でダンスの経験がある子どもがいましたが、よく聞くとストリートダンスではなく、社交ダンス!

 

社交ダンスは、バドミントンと似たステップがある競技です。

この経験は上達への強みになるはずです。

最初から彼女に合わせたフットワークを多く入れた練習メニューを別途用意するか打つ練習を多くすべきでした。

 

過去の運動経験により大きく飛躍できる可能性があるならば、その特性に応じたオーダーメイドの指導を行うことも必要なのではないかと思います。

 

父親とキャッチボール経験のある子どもは、オーバーヘッドストロークのスイングスピードは申し分なく、シャトルの落下地点への移動も苦もなくこなすなど、周りより速いスピードで習得していました。

 

参加する子どもたちが、全員が同じスタートであるはずがありません。しっかりと子どもの特性を見極めて、その子にあった練習メニューを早めに組めると上達速度に良い影響があるかもしれません。