初めてでも回る。小学生向けバドミントン大会で実際に用意しているもの
「大会をやってみたいけれど、何を準備すればいいのか分からない」
「コーチが一人でも、本当に回るのだろうか」
これは、私自身が大会を始める前に感じていた不安です。
実際にやってみると、準備さえしておけば、子どもたち主体でも大会は成立すると分かりました。
ここでは、私が毎回実際に用意しているものを紹介します。
① 見える対戦表(A2サイズ相当)
結果を書く対戦表は、
A3を2枚使ってポスター印刷し、A2サイズ程度にしています。
理由は単純で、
- 子どもが何人集まっても見える
- 離れた場所からでも自分の試合が分かる
- 「次、誰とやるんだっけ?」が減る
試合に慣れていない子ほど、
「見える化」されているだけで安心します。
② シンプルなスコアカード
スコアカードには、
- 対戦相手の名前
- 結果(点数)
だけを書ける紙を用意します。
試合が終わったら、私のところへ持ってきてもらいます。
集計はすべてこちらで行い、子どもには複雑なことを任せません。
③ 「誰に聞けばいいか」が分かる工夫
私は、バドミントンウェアではない、派手なシャツを着ています。
以前、野球サークルで使っていた名前入りのベースボールシャツです。
- すぐに見つけてもらえる
- 名前を覚えてもらえる
- 困ったら「あの人に聞けばいい」と分かる
大会では、これは想像以上に大事です。
④ 筆記用具は多めに
意外と出番が多いのが筆記用具です。
- えんぴつ
- マジック
- テープ
- ハサミ
- 付せん
- 蛍光ペン(出欠チェック用)
「これ、ちょっと書き直したい」
「名前を貼りたい」
そんな場面が必ず出てきます。
⑤ シャトル・予備ラケット
参加者の多くは、ラケットを1本しか持っていません。
- ガットが切れる
- ぶつけてしまう
- 持ち手が壊れる
予備ラケットがあるだけで、
「もう試合できない…」を防げます。
⑥ 安全面の最低限セット
大きなケガは想定していませんが、最低限は必須です。
- コールドスプレー
- 傷用テープ
- 消毒液
そして、AEDの場所確認。
これは必ず事前に行います。
⑦ 参加賞と表彰
参加賞は、
袋菓子を小分けにして配るだけでも十分です。
表彰は、
- 安価な金・銀・銅メダル
- 裏にテプラで大会名を貼る
字を書く必要がないので、準備も楽です。
メダルがあると、親御さんの満足度も高くなります。
⑧ スピーカー(音楽)
初心者の試合は、驚くほど静かです。
声も出ず、ラリー音だけが響きます。
そこで、音楽を流しっぱなしにしています。
- 緊張が和らぐ
- 試合らしい雰囲気になる
- 見ている側も安心する
選曲は特にこだわりません。
⑨ 会場・駐車場の事前案内
体育館や学校は、場所が分かりにくいことが多いです。
- 体育館の位置
- 駐車場の場所
- 入口の案内
これを事前に丁寧に伝えます。
当日、ここで時間を取られる余裕はありません。
⑩ 当日を想定した準備
- 欠席を想定した対戦表(複数パターン)
- 当日の進行表
- 準備運動とルール説明は必ず全員で
- 得点板の数と設置場所の確認
- 足りなければ簡易得点板を準備
インフルエンザ流行期などは、
自分が体調を崩した場合の代理も事前にお願いしています。
大会は「完璧」より「成立」
コーチは私一人です。
細かいフォローはできません。
それでも、
線審・得点・進行を子どもたちで話し合って進めるだけで、
大会はきちんと回ります。
完璧である必要はありません。
大切なのは、
- 試合ができること
- 安心して参加できること
- 「またやってみたい」と思えること
この持ち物と考え方があれば、
小さな大会は十分に成立します。