【子どもバドミントン指導】飽きさせないノックの方法を考えよう
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バドミントンを始めたばかりの子どもにとって、シャトルを打てることは何よりも楽しいことだと思います。
しかし、
ノックの内容が毎回似たようなものになっていませんか?
子どものスイングが雑になってきていませんか?
いくらシャトルが打てても、同じのノックだけでは飽きてきます。
だからと言って、子どもたちが望む試合形式の打ち合いを行っても、効果的な練習にはなりません。
上達にはノックが必要不可欠なのですが、ノックに飽きているというのは、本当に困ります。
飽きさせないノック方法として、未経験者として考えいくつか試しているところですので、紹介します。
1.飛距離を視覚化する
初心者のクリアは、まだまだ後方のラインまで届くというのは稀で、自分のショットがどの程度の距離が出ているかを確認することは必要なことです。
「ただ、遠くへ」というだけではなく、反対コート4分割にしてラインテープを貼り、自分のショットを飛距離を具体的に見れるようにコートを作る。
自分の成長を実感できるため、1つ1つののショットへの集中が少しあがります。
次は、二つのノックを組み合わせるなど、できている内容のノックを組み合わせて、少し努力すればできそうな練習に変化してみよう。
子どもは、少しの変化があるだけでも新鮮な気持ちで楽しむことができます。
2.ゲーム性を持たせる
夢中になって取り組みるように他者と競わせるようなゲーム性は、子どもたちがもっとも盛り上がるものです。
単純に的を用意して、何本倒せたなど、競わせることで緊張感が生まれ、いつもと違う雰囲気でノックを行うことができます。
ただし、負けた者への声掛けなどは忘れないことです。
3.判断を伴う内容にする
NHKの番組で「奇跡のレッスン」というものがあります。そのテニス編で行われた練習中に、相手が打ったボールの位置で、「攻撃するか」「守備に徹するのか」を判断するものがありました。
打ち返す際にも、攻撃したなのか、守備にしたのかを声に出させるまで意識の徹底をしていました。
バドミントンも強いショットで確実に得点を取りにいかなければいけない場面、守備のために高くあげなければいけない場面があります。
少し難易度はあがりますが、考えてプレーする初期の練習としては、自分の居る位置でショット決めるという練習は最適だと思います。
初心者は、視野が狭く、自分がコートのどの位置にいるのかもわからない状態です。しかも、どんなショットをどの場面で打てばいいかさえわかりません。
試合を意識させた練習としては、効果があるのではないかと考えています。
結局すべて高く上げるショットになってしまうかもしれませんが、意識があるかないかで、試合の時にだいぶ変わりますので、試してみる価値はあります。
ゲーム性は、どこもやっていることだと思います。
その他については、始めたばかりですので、今後、この練習の効果を報告していきたいと思います。